家族で一泊旅行に行くことになったけど、ネコはお留守番。
初めてのことなので、あれやこれやと心配の種ばかりが膨らみます。
色々なことを想像して不安になったりもして。
でも、安心してください!
1泊程度でしたらペットシッターは必要ありません。
また、ゲージに入れることも特に必要なし!
どうしても入れたいという場合には、それ相応のゲージであること!
気を付けることもいくつかあります。
適切なゲージとともに紹介していきます。
飼い猫が初めて留守番することに!ペットシッターは必要?
1泊ぐらいならペットシッターは必要ありません。
よくネコは「家に付く」と言いますよね。
1泊ぐらいならお家にいる方がずっとリラックスできます。
一般には2泊まで、ペットシッター無しで大丈夫です。
むしろ見知らぬ誰かが、それも家族の居ない時に突然現れたらびっくりしてしまいます。
中にはパニックを起こし、家じゅうを走り回ったり、どこかに粗相をしてしまうケースもあるので注意しましょう。
でも、どうしても心配!という人もいるでしょう。
ペットシッターさんに頼む場合は、普段からよく顔を見せていてネコちゃんにとって慣れている人にお願いするのがbest。
もしそうでない人なら、お留守にする前からネコちゃんに慣れてもらうことが必要です。
家族のうちのだれか、という認識になれば落ち着いて世話を焼かせてくれると思います。
ただその場合も、家族とその人が一緒にいるからネコが安心していることを、頭の片隅に入れておいてください。
その人だけで現れると、その後ろに家族の存在を探すような仕草をするネコちゃんもいます。
さほど、ネコは家族が一番なのです。
そういうところは誠に嬉しい限りなのですが、また困ったところでもあり…。
もちろんとても社交的なネコちゃんもいます。
看板娘ならぬ看板ネコや、駅長を務めて乗降客に愛想を振りまくネコさん、小さな事務所で飼われて仕事の様子を監視したり、みんなの苦労をねぎらったり。
果して自分の家のネコちゃんがどのような性格なのか、まず見極めるのが肝心かもしれませんね。
猫の留守番はゲージに入れるべき?
基本的に自由気ままなネコは制限されることを極力嫌がります。
1泊程度なら必ずしもゲージに入れる必要はないでしょう。
ただこの場合も注意が必要です。
3次元で動くネコは色々なものを倒してしまう可能性がとても高いです。
倒されて困るものは置かないようにしましょう。
また、ネコの上に物が倒れてくるということも考えられます。
倒れそうなものは事前にネコの行動範囲外にのけておいてください。
ウチは危険なものがいっぱい!そこまでするのならいっそゲージに入れたい!
と考えてしまう人もいますね。
ワクチンを接種した後だとか、手術をして日が浅いとか、ちょっと体調がすぐれないという場合もあります。
そういう状況でもやはりゲージに入れるのは1泊程度が限度だということを、覚えておいてください。
では、ゲージに入れる場合はどうするか?ですが、その際にはまず選ぶゲージに気を付けましょう。
ネコにとって安心してお留守番ができるゲージは、次のようなものです。
●2階建て3階建てのキャットタワーがついている:運動不足解消のため
●トイレが広めである:何度も用を足すので
●1階にトイレ、2階に多めのごはんとお水、3階が寝る所:衛生面や臭いなどを考え、それぞれは離します
ゲージの半分くらいを新聞紙で暗くする:隠れる所があるとネコは安心します
●寒い時には毛布などで覆う(半分):暖をとるため
ネコはとても寒がりなので、温度調節に気を付けましょう。
家の中で自由に行動できる状態では、涼しいところ暖かいところを自分で見つけて移動することができますが、ゲージの中ではそうはいきません。
暗くて落ち着けるということに加えて、温度調節についても飼い主さんが配慮してください。
ネコの留守番で気を付けることはどんなこと?
家族の居るときには一緒に遊んだり、また、してもいい遊びをすることで満足していますが、ひとりになると信じられないようなことをしでかすものです。
帰ってきて、「ええ~、いつもはこんなことしないのに~」といったことを、ネコちゃんはやってくれます。
いたずら盛りのまだ子猫の時、洗濯機の給水ホースに穴を開けられた経験があります。
翌朝、洗濯機にスイッチを入れてもいっこうに作動しないので気が付きました。
給水ホースから水がもれ出て、洗濯槽に水が十分に貯まらなかったのです。
辺りは水浸し。
犯人はたくさんの小さな穴を残していました。
噛みごたえにある何かだと思ったのでしょうか。
ホースなどのように取り外しが容易にできないものの場合は、布などを被せておくことをお勧めします。
他に、ゲージに入れずにお留守番をしてもらう際の注意を次にあげておきました。
●コンセントは抜く:かじる場合のことを考えて
●毛布を用意:すごく寒くなった時の保温のため
●ティッシュボックスはしまっておく:どんどん出てくるものは大好き
●部屋によってカーテンを閉める部屋と開けておく部屋をつくっておく:開けておいては不用心、閉めていては一日のサイクルがわかりません。
●お風呂の水は抜いておく:カバーをかけておいても頭で持ち上げて水を飲もうとしま
す。落ちたら大変ですね。
用意してある器からではなく、水道の蛇口から水を飲むのが好きなネコちゃんもいます。
そういう場合は、下に貯めた水を置いておくといいでしょう。
ごはんについてです
ごはんはウェットなタイプのものではなく、ドライフードを食事の回数分だけ多めに用意してください。
ウェットフードを長時間放置しておくと傷んでしまいます。
ネコちゃんの健康のためにもドライにしましょう。
食いしん坊なネコの場合は、勢い込んで一気に食べてしまい吐いちゃうことが考えられます。
そんな時は、一定分量だけ自動的にドライが出てくる「自動給餌器」(ペットフィーダー)が便利かと思います。
水は複数個用意しておいてください。
水の容器の中になぜかドライが入って浮いていることがあります。
いくつか用意し、できるだけ新鮮な水が飲めるようにしましょう。
トイレについてです
トイレもまた、複数個用意しておいてください。
そのために新しいものを購入する必要はありません。
段ボールなどで簡易トイレを作り、対応するとよいでしょう。
(簡易トイレの作り方)
●ネコがすっぽり入るくらいの段ボールを用意
●高さをネコが容易に入れるくらいにカット
●底に新聞紙を敷く
●ペットシーツを敷く
●猫砂をその上から敷く
このような段ボール製のトイレをいくつか用意しておけばいいと思います。
さいごに
初めてのお留守番では何かと心配が尽きませんね。
でも、1泊くらいでしたら大丈夫です!
特にペットシッターも必要ないでしょう。
また強いてゲージに入れることもありませんが、入れる場合にはその広さと構造に注意すること。
家の中で自由にさせる場合でも、ネコちゃんにとって危険と感じられるようなものは排除すること。
留守中とても心配で気になるようでしたら、ネコちゃんの様子をカメラが追いかけ、それをスマホで見ることができる“ペットモニター”なる最新機器もあります。
安心のアイテムとして取り入れるのもいいでしょう。
家族で一泊旅行に行くことになったけど、ネコはお留守番。
初めてのことなので、あれやこれやと心配の種ばかりが膨らみます。
色々なことを想像して不安になったりもして。
でも、安心してください!
1泊程度でしたらペットシッターは必要ありません。
また、ゲージに入れることも特に必要なし!
どうしても入れたいという場合には、それ相応のゲージであること!
気を付けることもいくつかあります。
適切なゲージとともに紹介していきます。
さて、心配ながらも旅行から家族が帰ってきました。
部屋はどうなっているかと恐る恐る見まわすと…。
あらぬところで粗相をしていたり、何かをいたずらしているかもしれません。
しかし決して怒らないでください。
家に置かれて、最初はよくわかないで遊んでいるでしょう。
しかしひとりになったと気づいたその瞬間から、ネコちゃんはとても心細い思いでいっぱいになのです。
帰ってきたらまず、よくお留守番できたね、小さな身体で頑張ったねと褒めてあげてください。
はじめはそっけない態度をとるかもしれません。
でもそれは、心細さと粗相やいたずらの罪悪感によるもの。
好きなおやつをいつもより余計にあげて、思い切り甘えさせてあげてください。
ネコは決して「家」につくのではなく、その家にいる「家族」につくのだと思います。
少々のことは大目に見てあげましょう!
今回は、飼い猫が初めてのお留守番をする際に注意することを紹介しました。
少しでも参考になれば幸いです。
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