お家で初めて猫を飼い家の中だけで遊ばせていたけれど、「家の中だけではかわいそう」「庭に出して遊ばせてあげたい」と思うことがあります。
でも、「外に出しても大丈夫?」「逃げてしまわない?」といった事がとても心配になってしまいますよね。
ここでは、猫を外で遊ばせるタイミングやその対策方法などについて紹介していきます。
猫を飼い始めて外で遊ばせる時期は?
猫をはじめて家で飼っていると、様々な猫の表情を見る事ができます。
その中で、猫が窓辺で外を眺めている姿を見ると、外に出たいのではないかと考えてしまいますね。
猫は広い場所をあちこち歩き回るのではなく、自分の縄張りで暮らしています。
窓辺で外を眺めているという場合には、自分の縄張りに敵や邪魔者が入ってこないか見張っているのです。
猫を外で遊ばせたいという場合には、ワクチン接種をしておかなければなりません。
感染症や病気にかかったり、ノミやマダニなどの心配もあるからです。
子猫などは体力がなく、感染してしまうと悪化しやすく命の危険も出てきます。
ワクチンは、生まれて8週目・12週目と2回打ち、3回目は1年後に打ちます。
その後は1年ごとに受けておくと安心です。
どうしても外に出したいという場合には、3回目の予防接種が終わったころであれば体力も付き、体も大きくなっているので大丈夫ではないでしょうか。
なんだか、子どもの予防接種と同じみたいですね(笑)
猫を外で遊ばせたら逃げる心配がある?対策は?
室内で飼っている猫を、外に出すと急に新しい場所へ置かれた状況になってしまいます。
そこへ、知らない動物や人・車などが来た場合、びっくりして逃げて行ってしまう事があるかもしれません。
どうしても外に出してあげたいという場合には、猫の体に合ったリードを付けて外へ出してみましょう。
逃げられたくないと思い、きつく締まるものを猫に取り付けてしまうと、嫌がって無理に外そうとしたり、興奮して爪を立てたり噛みついたりするかもしれません。
他に動物などがいない出来るだけ狭い場所、すぐに捕まえられる環境でリードを付けて外に出してみるというのがおススメです。
室内飼いをしている場合、そのうち外に出したいと考えている人は、室内で飼っている段階で首輪に慣らしておくというのも一つの方法です。
首輪に慣れておけば、それにリードをつけ外に出しても嫌がる事はないでしょう。
猫を外に出す場合には、目を離さないようにすることが一番大切になってきます。
猫を外に出すべきか悩んだら…
室内で飼っている猫を外へ出してしまうと、病気や感染症を持って来る事もあります。
また、1度外へ出すと、その欲求が強くなり逃げてしまい戻ってこないということもあるでしょう。
猫を外へ出すか悩んだ場合には、窓を開け外の空気を家の中へ取り入れてみましょう。
外の雰囲気を室内に取り入れることで、猫にとって気分転換になったり、新しい場所へ来たという感覚になる事があるようです。
また、室内でも体を十分動かせる環境を作ってあげることも大切になってきます。
ホームセンターやペットショップなどでもキャットタワーなどが販売されています。
それを上手に組み合わせたり、猫が楽しめるスペースを作ってあげると良いでしょう。
室内で猫を飼っている場合、猫を外へ出さないと決め徹底すれば、猫も外へは出られないと考え出ようとしなくなります。
猫を飼っていて「室内だけではかわいそう」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、家族や猫のことを考え、家庭内でルールを作り、猫の過ごしやすい環境を作ってあげて下さいね。
さいごに
私の実家は田舎だったので、室内飼いしている猫の話は聞いたことがなかったのですが、都下へ越してきて初めて猫は外へ出さないと聞いて驚きました。
田舎だと、野生動物に襲われる心配はありましたが、猫は気ままにのびのび暮らしていましたが、都会暮らしの猫は可哀そうだなぁ・・・なんて思いましたが、外に出さないのも猫のためでもあるんですよね。
もし、それでも外に出してあげたいなというときには、ちょっとずつ慣らしてくださいね!
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