30代後半以降・・・多くの人の最近の悩みは年金?
確定拠出年金と個人年金保険はよくテレビのCMなどでも耳にすることはあるけど、実際に運用するのであればどちらを始めるといいのか?真剣に悩むところです。
確定拠出年金と個人年金保険にはどういうメリットやデメリットがあるの?なども心配になります。
確定拠出型年金と個人年金保険で始めるならどっちがいいの?
実際に運用を始める前に双方のポイントについてまとめてみました。
確定拠出年金のポイントは積立金額が確定しているため、変化に対応しやすい点では冒険心のある人にも向いているようです。
積立金額の変更や運用方針の変更も可能なので、運用成績によっては年金として受け取るときにかなり増えている可能性もあります。
逆に運用成績によっては減ってしまうこともありえるので、毎年送られてくる運用成績を十分にみて成績によっては運用方法を変更するといいように思います。
個人年金保険のポイントは給付金額が確定しているので安心感がありそうですね。
積立金額の変更も運用方針の変更もなく、少し物足りない感じはあるものの運用時の管理コストもいらないので安心して預けられます。
ただ途中で解約すると解約返戻金がかなり少なくなると考えられるため、無理のない積立金額で始めるといいですよ。
それぞれのポイントを比べてみて、挑戦してみようと思うのであれば確定拠出年金を選ぶのもいいのかな?と思います。
あれこれ考えるのは面倒、安定した運用を望むのであれば、個人年金保険を選ぶといいですね。
我が家では、私は個人年金保険に入っているものの、主人はまだ20代のため何も始めていないのが現状です(;^_^A
確定拠出型年金と個人年金保険それぞれのメリットとデメリット
確定拠出年金にも個人年金保険にもそれぞれメリットとデメリットがあり、それを比べてみて検討することでより効率のよく自分の望む運用することで、今後の老後の心配も減ってくるかもしれませんね。
確定拠出年金のメリットは運用方針変更が可能で、物価変動への対応も可能ということです。
確定拠出年金の嬉しいメリットはNISAと同じように運用利益が非課税という事と、掛け金が全額所得控除になるということです。
逆にデメリットと感じることは中途解約が基本的にできないことです。
例えば会社に所属していた時に確定拠出年金を始めていたとして、その会社を退職したからといって中途解約できません。
掛け金をストップさせてさせたとしても積立金額は引き出すことができないだけではなく、運用手数料がかかるのでかえって損してしまうこともあるそうですよ。
確定拠出年金は60歳まで引き出すことはできません。
最近では50代から始める人のために、65歳まで引き上げようという案もあるので、もしかしたら65歳まで引き出せなくなり大きなデメリットとなるかもしれません。
個人年金保険のメリットは、年末調整の際に支払った保険料に応じた額の最大4万円の控除を受けることができるのがメリットとなります。
個人年金保険のデメリットは、中途解約したときの解約返戻金が、支払った保険金額を下回って結局損してしまうことにあります。
確定拠出年金と個人年金保険どちらにもあたるデメリットは、物価はこの先上昇していく傾向にあるので、どうしてもインフレリスクへの対応が難しくなってくるところです。
確定拠出型年金や個人年金保険で老後のための資金づくりを始めるタイミングは?
老後のための資金づくりを始めるのは、より早いタイミングで始めることが大切です・・・が、ご家庭の状況にもよりますね。
高齢化社会で財政も苦しいと、自分で資金づくりをした方が身のためだよ!!と言われている感じもしちゃいますよね。
とはいえ早めに始めるといいみたいですよ。
人生にはお金を貯める時期が3回あるといいます。
・独身時代
・結婚して子供が生まれて小学校に入るまで
・子どもが成人して独立した後
ご自身の老後資金を蓄えるのは、子供が成人して独立した後になるかと思いますが、その時の自分の年齢を考えて、それよりも前からスタートすることが望ましい場合もあります。
その時は、家庭の支出は増えてしまいますけどね・・・
さいごに
確定拠出年金と個人年金保険どちらを選ぶか?本当に悩んでしまいます。
- 平成29年までも確定拠出年金は個人型と企業型とありましたが、少し敷居の高いものでした。平成29年より月に1万円から積立ができるようになり始めやすくなりました。
- 確定拠出年金は運用方法によっては収益を上げることができます。けれども投資の部分もあるので損することもあるので注意が必要です。
- 確定拠出年金は現在のところ60歳までの積み立てとなっているため、中途解約はできないので無理のない金額を積み立てることをお勧めします。
- 個人年金保険も月に1万円からの積み立ては可能です。
- 個人年金保険はあらかじめ給付金額が決まっているのもあり、冒険はないものの安定しているので安心です。
- 個人年金保険は中途解約をすることは可能ですが、解約返戻金はかなり少ないものになる可能性もあるので注意が必要です。
- 確定拠出年金も個人年金も年末調整時に控除を受けることができます。
確定拠出年金も個人年金保険もどちらもメリットとデメリットはありますが、将来のためになかなか貯金できない人には有効に、そして老後の心配が減っていくという事ではどちらを始めてもいいように思います。
自分で決められない時には、プロの意見も聞いてみることです。
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