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加湿器に潜む危険性とは?レジオネラ菌対策と安心して使うために気を付けること

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生活
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冬になると、乾燥してインフルエンザなどにかかりやすくなってしまう時期です。

そこで乾燥対策の必需品が加湿器です。

多くの方が活用されているのではないでしょうか。

しかし、加湿器の使用方法によっては健康に危険が及んでしまうこともあるということをご存知でしょうか。

そこで今回は、加湿器に潜む危険性について、加湿器の種類などを含めて紹介したいと思います。

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加湿器に潜む危険性とは?

加湿器も種類がありますが、市場に多く出ている超音波式とスチーム式についてお話します。

超音波式加湿器の危険

近年、人気がある超音波式の加湿器は、水に入ったペットボトルを機械に指し込んで加湿するものや、アロマの香りを楽しめるインテリアに最適な加湿器があります。

個人宅以外にも飲食店や病院などでも置いているところが増えてきています。

しかし、良い面だけではなく、コンパクトでオシャレな超音波式の加湿器にも大きな落とし穴があります。

超音波式の加湿器は、中の水を振動させて、水を細かい粒子のようにして外に放出しています。

掃除をしていないものだと、タンクの中で繁殖した雑菌を霧状にして噴霧することになるので、それが空気中を舞う事になり、菌によって体調を崩すことがあります。

スチーム式加湿器の危険

スチーム式加湿器というのもあります。

スチーム式というのは、機械の中で沸騰させた水を蒸気として外に放出します。

ですので、水の中に含まれる雑菌は除菌されて放出される点では、超音波式より衛生面が良いとされています。

しかし、スチーム式も危ない点があります。

それは、機械の中で沸騰しているということは、その口の部分の温度がかなり高くなっていてやけどなどの原因に繋がります。

小さなお子様がいる家庭では、とても危険と言えるでしょう。

加湿器でやけどをする事件の約7割がスチーム式の加湿器だというデータも上がっているほどです。

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加湿器のレジオネラ菌対策は?

菌による危険性が高いのは、超音波式の加湿器です。

前述でも述べましたが、手入れをしていない水タンクは雑菌が発生しており、その雑菌をそのまま外に排出していることになるのです。

中でも怖いのは「レジオネラ菌」です。

2018年には、大分県にある老人ホームで、レジオネラ菌に感染し利用者が死亡する事故が発生しています。検査の結果、菌が見つかったのは施設にあった“超音波式加湿器”でした。

レジオネラ菌というのは、自然界に存在する細菌で、汚染された細かな霧などとくっつき、身体に悪影響な菌となってしまうものです。

レジオネラ菌に感染してしまうと、レジオネラ肺炎やポンティック熱にかかります。

レジオネラ肺炎は、まれに心筋炎などを起こしてしまう事もあると言われていて、すぐに処置を行わなければとても危険なものです。

ポンティック熱であれば、自然治癒で大丈夫な事が多いと言われていますが、いずれにせよ、免疫力があまりない小さな子どもや高齢者の方は、とても危険です。

最悪の場合、重篤な肺炎となってしまう事があり、数時間で死に至るということもあります。

こういった事件なども起こっているため、最近では超音波式の加湿機に使用できる除菌水なども販売していますが、韓国の事件があって利用される方も少ないかもしれません。

韓国の事件と言うのは、約10年前(2009年)に超音波式の加湿機の中に加湿器用の殺菌剤を入れたことによって死亡者95人死亡し、300人を超える人たちが後遺症を患わったという事件です。

現在はもちろん、この製品は強制回収となり製造・販売禁止となっています。

しかし、この事件をきっかけに、加湿器用の除菌水という商品にあまり手が伸びないという人も多いのではないでしょうか。

この時は、殺菌剤の中の「PHMG(ポリヘキサメチレングアニジン)」という物質が原因でした。

結果的にレジオネラ菌より恐ろしいものとなってしまったのです。

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加湿器を安心して使うために

まず、スチーム式の加湿器を利用する場合、置き場所に注意をすることです。

小さな子どもが居る場合は、手の届かない場所へ置く事を一番に考えましょう。

また倒れてしまった場合でも危険がない安全な場所に置く事も大切です。

 

超音波式の加湿機は、とにかく常に手入れをすることが一番効果的な方法です。

また超音波式を使用する際は、定期的に換気をするのも良いでしょう。

近年では、そもそも超音波式の加湿機を利用しないという人もいます。

超音波式を使うくらいなら、定期的に霧吹きをして室内の湿度を保つ方が良いという考えも出てきています。

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さいごに

この季節、加湿器はとても便利なものですが、使い方次第では、危険があるというこを知っっておくことは大切です。

しかし、しっかりと普段から手入れをしておけば、便利で安全なものですよね。

超音波式とスチーム式では、手入れの面で言えば、超音波式の方が大変なことが多いですが、正しい使用方法ならば、危険度は低くなります。

加湿をせずに乾燥した場所に居ても、肌の乾燥や風邪、インフルエンザにかかりやすくなります。

湿度を保つために、加湿をしていた方が良いということは間違いありません。

それぞれのメリットとデメリットを把握し、自分に合った加湿器(加湿方法)を選ぶことが一番大切です。

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