社会人になってもなかなか一つの企業に腰を据える事が出来ずに転職回数が増えてしまっている人が近年増えてきていると言われています。
昔は「一つの企業に3年はいないとだめな人」みたいなイメージもありますから、悪いイメージを持っている年配の方もいるでしょう。
しかし、転職自体は悪いというわけではないと私自身思っています。
私も転職を10年で6回しています。
それでも面接ではほぼ1発合格しています。(一度だけ門前払いされた経験があります)
今回は私がやってきた秘訣の策を紹介します。
面接の時に転職理由を上手く話せるかどうかがポイント
冒頭にも書きましたが、私は10年で6回していますので平均したら一つの会社に2年未満しか在籍していません。
転職が多い人は、まずは意地でも面接まで持って行く事です。
書類審査では書類しか見られません。
ですので、転職回数が多い人ほど企業側からすると「長続きしなさそうだから不採用にしよう」と考えられてしまいます。
私は、面接ではほぼ1発合格していますが、書類審査で落ちた件数もかなり多いです。
私にはさらに学歴も一度大学を退学して、2年後に再入学して卒業しているという複雑な学歴だったため、マイナスイメージの塊でした。
書類では目と目をみて話すことができませんので仕方がないでしょう。
だからこそ難関な書類審査を通過したところでは、自分をしっかり出せるように精一杯面接をさせてもらっていました。
その時に重要と考えていたのは「転職理由」です。
この転職理由が曖昧だと、ただでさえマイナスイメージなのに、更にマイナスになってしまいます。
90%以上で転職理由は聞かれます。
ですので、聞かれたら先方の目をしっかり見て自分の転職理由をはっきり伝えましょう。
その時に、カンペを見たり暗記した文章を読むような言い方では伝わりません。
目が泳いだりしていてもマイナスです。
90%以上の確立で聞かれる質問だからこそ、自分がどうして転職を今までしてきたのかを自問自答して、それを素直に面接官に話せば良いのです。
面接で転職回数が多い人ほど有利な自己紹介とは何か
転職回数が多い人は、だんだん自信がなくなってきてしまう傾向があります。
「転職が多い=イメージが悪い・飽き性・我慢ができない人・ふらふらしている」などマイナスなイメージばかりを持たれてしまっているからです。
ただ、転職回数が多いからこそ強みになる自己紹介というのもあります。
私は転職が多い事をあまり良く思っていなかった時があり、その時一つの会社でずっと働いている友人か
「やりたいと思う事をすぐに実行ができる性格でうらやましい。自分は今の会社に不満を持っていたとしても他に行く勇気もないから」と言われたことがあります。
その時、私は自信が沸いたのです。
つまり、プラスに捉えると転職が多い人というのは行動力があるという事なのです。
自己紹介の時には、行動力があるということを長所にして話していました。
また、今までの仕事先での自分の失敗から学んだ事、この学んだ事を次の会社で活かしていきたいということを話すのも良いでしょう。
私は、素直に自分の未熟さなども話して良いと思っています。
また、今までの仕事が一貫性のない仕事のジャンルだった場合は、「多種多様な仕事経験から自分でしか出来ないサービス(業務)を行っていきたい」などと話すとプラスイメージになるでしょう。
面接では転職者の質問の受けこたえを見られている
質問に答える際、もぞもぞしていたり下を見ていてばかりで目を見ない人、目が泳いでいる人は大げさかもしれませんが90%以上落ちます。
特にサービス業・営業職の面接なら100%と言っても過言ではないでしょう。
質問に対して、相手の目を真っすぐ見て話すことが大切です。
時に自分が予想していなかった質問がくることもあるでしょう。
その時は、「そうですね、少し考えても良いですか?」とあえて言ってみたり、いっその事「申し訳ございません、分かりません(思いつきません等)」と言っても良いでしょう。
質問に対して答える時は、基本的には表情筋を常に意識して自然に話すのもポイントです。
ユニークな答えを言ったりするのも私は良いと思っています。
多く面接していればいるほど、一人当たりの印象は薄くなりますから、そこで面接官に印象を与えることで「こんな子が来ていたな」と覚えてもらえます。
さいごに
考え方次第では、転職が多い人でもプラスイメージになり、チャンスは大いにあることがお分かりいただけたでしょうか?
私が今まででまさか私が採用された?!と自分でも驚いたのが6000人の面接者の中から1人自分が選ばれたことがあった時です。
正直、面接中に携帯がなってしまったりしてあり得ない失敗をしていたので、可能性はほぼゼロだと落ち込んでいました。
後から当時の面接官に採用理由を聞いてみたら、野望が面白いと思ったからと言われました。
某有名百貨店の面接だったのですが、面接官に「ここに入ったら何がしたいですか?」と言われた時に、「私はビリヤードが好きなので、ビリヤードの道具をここで取り扱ってもらいたいです。自分がそこの担当になったら1年以内に売上1位にします」と訳わからない事を言っていました。
その時の面接官にとっては、私のこの文句が面白く野望がすごいと思ってくれたのでしょう。
どこで何が起こるかわからないからこそ、素直に自分の意見をしっかりまっすぐ話すのが良いのだと改めて思いました。
ぜひ、あなたの今までの転職について自問自答して良かったところ・反省したところ・これから活かしたいと思う事をまとめて、面接に挑んでみてください。
転職が多いという事は、必ずしも悪い事ではありません。
捉え方次第で、大逆転することもあります。
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