京都府亀岡市が施行を目指す罰則付きプラスチック製レジ袋禁止条例。
禁止は世界的な流れのようですが、国内では初の規制。
ではこのプラスチック製レジ袋禁止所憂う例が出来たら、実際の生活にどういった影響が出るのでしょうか?
レジ袋禁止条例で私たちの生活はどう変わる?
「保津川下り」で知られる京都府亀岡市が、観光資源である桂川へのポイ捨て一掃などを狙い、市内のスーパーやコンビニなどの小売店で配られているプラスチック製レジ袋を禁止する条例の制定を目指しています。
この禁止条例というのは、地方公共団体が自治立法憲に基づいて制定する法の一形式のことで、自治体が法律の範囲内で条例を制定できます。そして、法令に特別の定めがあるものを除き、条例に罰則を設けることも認められているそうです。
京都府亀岡市は、罰則付きの条例制定を目指していて、市内の小売店で配られているプラスチック製のレジ袋を禁止する条例では、有料・無料を問わず買い物客へのレジ袋配布を禁止する内容で、違反があれば指導・勧告の上事業者名の公表も検討しているとのこと・・・。
小売店側の立場から見るとかなり厳しい内容ですよね。
この条例が制定が成立すれば全国初となり、制定に先立ち、まずはレジ袋の有料化がスタートします。
米国ではハワイやカリフォルニアでレジ袋が禁止され、海外では先例も多いですが日本ではどうなのでしょう?
レジ袋を使わない生活を試してみたらどうなるか?
私自身、買い物の際には基本はエコバックを持参します。ただ、コンビニのようにサッカー台(荷物の詰め替えをする台)が無い場所であったり、ちょっとした買い物の時にはレジ袋に入れてもらいますけどね。
レジ袋はあればあったで家庭内で出たごみを入れるために使えるので便利なんですよ。
いつも疑問に思っているのですが、市が指定している有料ゴミ袋もビニールなんです。なので、ビニール製のレジ袋にゴミを詰めて圧縮し、それを市の有料ゴミ袋に入れて捨てています。
結局、どちらにもビニール袋が使われているわけで、これでいいのだろうか・・・と悩むんです。
かといって、レジ袋に入れず市の有料ゴミ袋に直接ゴミを入れてしまうと、袋が破けてしまったり、入る量が少なくなってしまって困りものです。
一人一人のちょっとした心がけだと思うのですが、それが出来ないから条例や法を作ろうとなるんだろうと思います。
レジ袋を使わない生活にするにはどうすべき?
買い物の際には「レジ袋をもらわない」ということが大事なんですが、そもそもスーパーで買い物をしたときにはレジ袋以外にも、食品トレーであったり、梱包のビニールであったりとプラスチック製品が多く使われています。
自治体にもよりますが、きちんとゴミを分別して捨てることが大事になってきますね。
私が住む自治体ではビニールは不燃ゴミです。プラマークがついたものは基本的に不燃ゴミです。
ただし、汚れたビニール(洗っても落ちないもの)は可燃ごみとして出します。
数年以内にこれらビニールのゴミはプラスチックごみとして分別し資源ごみとして回収される予定です。
それまでは、有料の不燃ごみの袋に入れて出す感じですね。
捨てる時の分別がメンドクサイですが慣れるまでの問題であって、これらを意識してきちんと行うことで「レジ袋をもらわない」「レジ袋を使わない」という意識も高まってくるのではないかと思います。
レジ袋を買わないでエコバックを持ち歩く
「レジ袋を使わない」ことを意識し始めると、自然とエコバッグを持ち歩くようになります。
昔に比べ、エコバッグはコンパクトで軽いものが増えてきたと感じます。
スーパーで買い物をする際にはレジカゴサイズのエコバッグを持参すると、会計の際にレジカゴから直接エコバッグへ商品を入れてもらえる場合もあります。(店舗により禁止されている場合もありますが)
不要なものはもらわない、過剰包装はしない、リサイクルできるものはリサイクルするというように、意識一つで生活も変わってくるのではないかと思います。
さいごに
我が家ではゴミの分別はかなりしっかりやっているほうではないかと思います。レジ袋も以前に比べてストックが減っているのは、買い物の際にはエコバッグを持参しているからです。
ただ、まったくレジ袋が無くなってしまうと資源ごみを出す際に不便なので、買い物に行く店によってはレジ袋を貰う時もあります。
そのように使い分けをして工夫しています。
一概にレジ袋はダメと禁止してしまうよりは、お店側も利用者も捨てる時の意識を変えることがこれから必要なのではないかと思います。
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