多くの方が定期的に行く髪切り屋さん。
男性や白髪染めに利用している人なら月に一度は通ってるのではないでしょうか?
今では赤ちゃんでさえ美容院でカットしています。
昔は髪の毛が不揃いな子を見ると「お母さんが切ったのかな?」なんて勝手に想像しませんでしたか?というか、うちの子は自宅でバリカンカットですけどね~(笑)
赤ちゃんや小さい子の髪の毛を切るのは大人より難しいです。
長時間ジッとできないし、動き回ったり人見知りが激しいと終始泣いていたりしますからね。
そんな大人から赤ちゃんの髪の毛まで切るとなると、その髪の量って1日でもかなりの量になると思いませんか?
で、処分はどうしているの?と、ふと思ったことはありませんか?
では大量に出た髪の毛の処分についてお話しします。
床屋や美容院では切った後の髪の処分はどうしているの?
ズバリ!髪の毛は「燃えるゴミ(可燃ごみ)」で出します。
地域によって異なるとは思いますが、切った後の髪は「産業廃棄物」になるので決まったゴミ袋を買ってその中に髪の毛を入れ、店舗の外に置いておけば専用のゴミ収集車が取りに来て持って行ってくれるというわけです。
同じ燃えるゴミでも決して一般の家庭用ゴミ置き場には捨てることができません(家庭でカットした少量なら問題ありません)
大きな店舗では毎日のように何人もの人の髪の毛をカットします。
小さな店舗だと地域の「燃えるゴミ」の日の週2日ほど朝の時間に回ってきてくれます。
家庭用のゴミ置き場に髪の毛が大量に入ったゴミ袋が何個も置いてあったら怖いですよね(笑)
切った髪でロングヘアーはリサイクルに!?
ロングヘアーからショートにバッサリ切りたいと言う方!せっかく伸ばした髪の毛をただゴミにするのではなくリサイクルに出しませんか?
「ヘアドネーション」をご存知でしょうか?
ヘアドネーションとは?
難病や不慮の事故によって髪の毛を失った子どもへウィッグを作り無償で寄付するという活動です。
提供するのには、何点か注意点が必要になります。
ヘアドネーション条件
・長さが31センチ以上であること
・ダメージが少ないこと
・乾燥していること
・束になっていること
です。
白髪やカラーやパーマ、ブリーチをしている髪の毛でも大丈夫ですが、すぐに切れてしまうほどのダメージ毛は寄付できません。
万が一髪の毛が濡れていたらカビや雑菌の原因になりウィッグが作れません。
床屋さんや美容師さんならもちろん知っているので来店したら「ヘアドネーション用に切ってください」と一言先に伝えておきましょう。
「ヘアドネーション」の活動に協力している賛同サロンが近くにあればそちらで切った後サロン側が郵送してくれます。
ヘアドネーション賛同サロン(床屋・美容院)を探してみる
ドネーションサロン検索 → https://www.jhdac.org/search/index.php
賛同サロンで切らないといけないわけではありません。
自分がいつも通っているサロンでもカットしてくれるのでその旨を伝えておきましょう。
その際、郵送はご自身でしないといけませんので、「どこに」「どのようにして郵送するのか」前もって調べておきましょう。
ヘアドネーション個人で送るには?
参考までに・・・
〒530-0022
大阪市北区浪花町13-38 千代田ビル北館7A
「NPO法人JHD&C事務局」
(宅配便記載用電話番号 06-6147-5316)
また、きれいな髪の毛ならサロン側から「レッスンに使いたいからほしい」や「カラーの実験で使わせてほしい」などと言った申し出もあるかもしれません。
ウィッグの人形は結構なお値段するので、そちらもぜひ協力してあげてください。
もしかするとこの先髪の毛を染めたいと思った時は「こんな色味になりますよ」と自分の髪の毛で染めたサンプルが出てくるかもしれません(笑)
大昔は髪の毛が動物たちから畑を守ってくれていた?
昔の人たちは農作物を作っていました。
その時、鳥や野生の動物が畑を荒らしに来るのを防ぐのに人間の髪の毛が効果的だと言われていたそうです。
嗅覚が優れている動物には人間の髪の毛の臭いが嫌だったのでしょうか。
畑を持っている人たちは髪の毛をもらいに髪切り屋さんに行くほどだったとか…。
せっかく育てた農作物が荒らされたら嫌ですよね。
また髪の毛は肥料としても使われていたそうですよ!
これはかなり昔の話なので今は肥料なども普及しているのでそのような使い方をしている所はないと思いますが。
このように昔は物が溢れていなかったので何でも再利用していました。
今も昔もリサイクルというのはあったのですね。
さいごに
思わぬところで髪の毛が有効活用されていました。
その他もゴミだと思っていたものが私たちの知らない所で何かしら活用されているかもしれませんね。
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