実家の両親が入院した時は、間髪入れずに「大丈夫?」「何かしようか?」「何か必要なものある?」などと聞けるものの、嫁として義父に!となると悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
お花だけでもこれだけマナーがあります。
- 鉢植えは「根付く」は「寝付く」を連想させるため避ける。
- 百合、菊は葬儀でよく使われるお花。
- シクラメン(死、苦との語呂合わせ、花の赤色は「血」を連想
する為避ける。
- 紫陽花(あじさい)は、色あせて枯れていく様子。
- チューリップや椿は花が落下する過程が「首が落ちる」様子を連想させる。
マナーを調べると、ますます不安になってしまいますね。
そこで「一般のマナー」と「家族に対するマナー」を比較してみましょう。
お見舞いにはいつ行くの?そのタイミングは?
一般的には、患者御本人や家族の落ち着かない入院及び手術直後は避け、術後2、3日経ってから付き添いの家族の方などに面会が可能であるか電話などで確認するのが望ましいといわれています。
しかし、義父の場合はどうでしょう?
出来れば、入院の知らせを受けたら、早めに顔を出すようにしたい所です。
そこで、義母や義兄弟(姉妹)に「何かお手伝い出来る事はありますか?」と聞いてみると良いでしょう。
その時は、出来るだけ向こうの負担にならない程度に簡潔に情報(食べ物の制限、手術の日取り、入院の期間など)を収集して、お見舞いに行ったものの、「食べられない物を持って行ってしまった」などないように気をつけましょう。
自分で聞きづらい場合は、夫に聞いてもらいましょう。
夫が仕事で直ぐに顔を出せないような時は、可能であれば嫁のあなただけでも先に顔を見せてあげてください。
なぜかというと、急な入院や長引く入院時などの場合、病院先で「あれが足りない」「これが足りない」となる事も多い為です。
付き添いの方も自分の食事を用意したり、自分の着替えの洗濯など、一旦家に帰って準備したいものがあるので、嫁がついている間に用事を済ませたり、少しだけ気を休めることもできます。
できる限り、こまめに顔を出してあげると喜ばれるようです。
しかし、夫の実家で普段同居をしていないのにも関わらず、勝手に家の中を掃除しておくことや洗濯をするなどは、女性にとっての聖域を侵す事にもなり兼ねません。
そこで、「何かお手伝い出来る事はありますか?」と聞いた時に頼まれた訳でなければ、夫の実家における家事には手出しをしないようにしましょう。
頼まれた時は、嫁のあなただからこそ出来る事なので、是非!協力してあげて下さい。
お見舞いに持っていくものはどんなものがいい?
病院の冷蔵庫は小さい為、毎日通える場合を除き、出来るだけ直ぐに傷むものは避けましょう。
食品の場合、常温で棚に置ける物(ペットボトルなど)の方が、万が一、他のお見舞いの方が生菓子、フルーツ、要冷蔵のジュースなど持ってきた場合、入り切らずに気を使わせる事を回避できます。
生花は香りやお花の特性上、病院によっては禁止のところもある為、よほど患者様本人がお花を好きな訳でない限り、避けるのが望ましいと個人的には思います。
タオルやバスタオルも毎日使うものなので、喜ばれます。
長期化する場合は、容態にもよりますが暇つぶしに読めるような雑誌、本などもおすすめですよ☆
お見舞いにお金を包むのはどんな時?
しかし、親しいからこそ助け合う!と大きな金額を包む事もありますし、逆に、お見舞金を受け取ってくれないケースもあります。
また、目上の人には現金を渡すのは失礼だという考え方もある為、義父母の考え方にもよりますが、現金のお見舞いを渡して激怒されたというケースも実際にありますので、
できれば!
地域や家によって相場も違うこともある為、現金の場合は、関係性の近い方にリサーチした方が無難です。
お見舞金を包む場合は、あくまでお見舞い品の代わりというニュアンスで「何が良いか迷いまして」と一言添えるようにすると気持ちが伝わるでしょう。
熨斗袋(のしぶくろ)は必ず、お見舞専用のものか、右上に印刷されている熨斗(のし)のマークのない、白赤の水引を使います。二度と繰り返さないようにという意味から水引は、「結び切り」を用いるようにしましょう。
間違えても蝶々結びの物は使わないように、気をつけてくださいね。
さいごに
生まれた地域も違えば、育ってきた環境も違い、義父母のお見舞いに対して、つい!マナーに正解を求めたくなる気持ちは、とてもよく分かります。
しかし、一番大切なことは早く良くなって欲しいと案じたり、励ましたり、思いやる気持ちと行動が相手に届くことです。
家族が辛い時に、そっと手を差し伸べられる関係って本当に素敵ですよね。
あなたの想いが夫や夫の御両親に届きますように!
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