内側にボアが施されているものも多く、機能性が高いスノーブーツは寒い冬に大活躍ですよね。
しかし、スノーブーツは冬が終わると次のシーズンまで使わなくなります。
もちろん面倒だからといって泥やホコリがついたままで保管してしまうと、汚れが取れにくくなったり、最悪の場合カビが生えてしまったりすることもあるのです。
さらに、レザーやラバーは、しっかりお手入れをしてから保管しないと、乾燥で傷んでしまったり割れたりしてしまい、もとに戻らなくなってしまうこともあります。
そんなことになる前に、スノーブーツの正しいお手入れの仕方について確認しておきましょう。
スノーブーツのお手入れの仕方とは?
スノーブーツと一言で言っても、種類は様々です。
今回は、代表的な3種類を例にして説明していきます。
・スウェード・ヌバック(皮革)
こちらは、スウェードは皮革の裏側、ヌバックは皮革の表側を加工して起毛させているものです。
どちらも、細かい起毛をつぶさないようなお手入れが必要です。
まず、柔らかいブラシで表面のホコリや汚れを落とします。
そして、ブラシで落ちなかった汚れは消しゴムやスウェードクリーナーを使って擦って落とします。
それでも落ちない汚れやシミがある場合は、ヌバック専用の洗剤を使いましょう。
洗剤を使ったあとは、ぬらして絞った布で何度か繰り返し拭き取ってください。
そのあとは直射日光が当たらない、風通しの良い場所で乾燥させます。
よく乾かしたら、保革剤スプレーをすることをおすすめします。
保革剤が乾いたらの柔らかいブラシで起毛を整えて、防水スプレーをかけましょう。
ラバー
レインシューズもラバーの物が多いですよね。
基本的にラバーシューズの外側は、水洗いで大丈夫です。
靴の裏などに付いた汚れは、ブラシを使って丁寧に取りのぞきます。
そして乾いた布で拭いて、しっかりと乾燥させます。
乾いたら、ラバー保護剤をたっぷり塗りこんでください。
ナイロン
ナイロンブーツは、中性洗剤で洗えるものが多いです。
まずはほかと同じように柔らかいブラシでこすり、小石や汚れなどを落とします。
そして大きめのバケツにぬるま湯を張って、おしゃれ着洗濯用の中性洗剤を表示されている量で溶かし入れます。
洗剤の中でゆっくり押しながら洗います。
しっかりとゆすぎ、乾いた布で水気をよく切ったら、日の当たらない風通しの良い場所で乾かします。
乾いたら防水スプレーをしましょう。
外側をキレイにするだけではなく、中のボアなどが取り外せるものは取り外して、中性洗剤で押し洗いをしましょう。
ここでもしっかりと乾燥させることが大切です。
取り外せないものは乾燥剤や新聞紙を中に入れて、湿気を取り除いてください。
スノーブーツに防水スプレーを使っても大丈夫?
結論から述べると、スノーブーツに防水スプレーを使っても問題ありません。
むしろ防水スプレーを使うべきです。
できれば、購入してすぐに防水スプレーをかけるのがよいでしょう。
理由としては、ブーツの表面が汚れてしまうと、撥水効果が弱まってしまうためです。
また、防水スプレーは汚れを防ぐ効果もあります。
土や油などで汚れやすい雪でも防水スプレーをかけておくと安心です。
防水スプレーの正しい使い方とは
では、防水スプレーの正しい使い方はご存じですか?
スノーブーツだけではなく普段のスニーカーやブーツなどにも防水スプレーを使用するかと思います。
防水スプレーの効果的な使用法
新品のブーツであれば簡単で、乾いた布やブラシなどでブーツ表面についているホコリやゴミを取り除き、だいたい20cm程離れたところから全体に吹きかければよいのです。
問題は、使用済みのブーツです。
こちらはまず先ほど紹介したお手入れの方法で丁寧にブラッシングをして、しっかりと乾かします。
ブーツが完全に乾いたら、防水スプレーをかけます。
20cm程離れたところから、全体にまんべんなくスプレーを吹きかけましょう。
そして30分ほど放置して、乾いたらもう一度防水スプレーを吹きかけます。
平均して3~4週間は効果が持続するようです。
内側にも防水スプレーをかけてあげてくださいね。
さいごに
今回は、スノーブーツのお手入れ方法についてご紹介しました。
今までなんとなく自己流でお手入れしていた、という方は新たな発見もあったのではないでしょうか。
これらを参考にして正しいお手入れの方法を身につけ、来シーズンも綺麗な状態でスノーブーツを履けるようにしましょう。
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