もしかしててんかんかも…と思ったことはありませんか?
てんかんというのは、なかなかすぐに解りにくいものです。
医師も誤診してしまう事があります。
てんかんの症状でも、初診は「運動神経失調症」と診断されることもあると聞きます。
100人に1人がてんかん(てんかん予備軍)と言われていますので、誰がなってもおかしくない病気と言えます。
今回は、てんかんの症状や対応、またセルフチェックの仕方を紹介したいと思います。
てんかんの症状は大人の場合どういったものがあるの?
大人が起こすてんかんの症状には、大きく身体ががくがくと動いたり、ねじれたりする症状の他、ぼーっとしてしまう事や、自動症、意識障害などがあります。
てんかんが発症するとうつ病・過換気症候群・パニック障害などの合併症が発症します。
合併症は、子供より大人がなっていることが多いでしょう。
てんかんの症状をセルフチェックする方法はあるの?
なかなかセルフチェックと言っても難しいものではあります。
同居している人たちからの意見も参考にして、調べて行く必要があるかと思います。
しかし、ひとつ参考になる資料がありました。
宮原メンタルクリニック様のチェックシートを紹介します。
URL http://www.miyahara-mental.com/checklist.html#anc02
経験からのチェック項目も書いておきますので、参考にして下さい。
・起床時、舌を噛んでいたのか口から血が出ていた
・起床時、見覚えのないアザが出来ていた
・起床時、家のものが壊れていた(例えば、テレビコードが切れていたり、ドライヤーが壊れていたり、カーテンが引っ張られて切れていたなどありました)
・意識が遠のく事がある(短時間で、すぐに元に戻る)
・とつぜん顔がゆがむように引きつる事がある
・ある日気を失って倒れていた
上記のような事が続いて異変に気付くということも・・・
てんかんという言葉は、全く知らなくても、普段の異変プラス日中にけいれんが起きたたなど自覚症状があり病院に行こうと思う方も少なくありません。
てんかんの症状が出た時の対応はどうしたらよい?
実際にてんかんの症状のある方から聞いた、てんかんの症状が出た時の自身の対応を書きたいと思います。
その方の場合は、(不特定)音に反応して発作が起こるものです。
前兆もあり、意識はあります。
発作が出るかも!と思った時は、周囲の音を消すようにします。(一人で出来ない時は、知人にお願いする)
音が鳴り続けていると、その音に誘発され発作がひどくなるからです。
また、出来る限り前兆があるうちに、座っておきます。(暴れた時にケガをしないようにするため)
周囲に「てんかんになった時、何をしたらいい?」とよく言われますが、放っていて良いと言われます。よっぽどどこかに当たって怪我しそうなときだけ、障害物をよけてもらうようにもとのこと。
なぜなら「大丈夫ですか?」「意識はあるか?」などの周囲の駆け声さえも誘発されてしまう事があるからなのだそうです。
これは、専門家も同じような事を指示しています。
周囲はてんかんの正しい知識を持っているとは限りません。
てんかん発作がでる前から、周囲の人に自分から話しておくことが良いでしょう。
そして、自分でも前兆が分かった時は、安全な場所に移っておくことが大切です。
さいごに
健康だったはずの自分の異変はてんかんに問わず、なかなか気づきにくいものです。
とくにてんかんという言葉も知らないとなると、自分自身をてんかんだと疑うのもなかなか難しいものです。
一度倒れたということだけでは、あまり重要視しない人もいるかと思います。
ある日、起きたら激しい頭痛と舌から血が流れている・・・それでも「怖い夢でも見たかな?」としか考えていなかったり。
原因がはっきりしないものは、必ず調べるようにしていち早く知る事が大切です。
病名が分かったら、まずは自分がしっかりその病気のことを把握する必要があります。
てんかんになった時は、自分から周囲にどのように対応してほしいかという事も発信していきましょう。
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