このお話は双子を育てている知人のお話。
双子の子どもを見ると周りの人は、「かわいい~」「そっくり~」「どっちがお兄ちゃんだろう?」と思っているようです。
実際に双子の男の子を育てている母親とって、2人が成長するなかで楽しいことや嬉しいことはたくさんあります。
でも、育児は2倍かかって大変だし、困ってしまう事もたくさんあります。
ここでは、双子の男の子の性格や育児について体験談を加え紹介していきます。
双子の性格は似るというけどどのくらい似てる?
双子には一卵性双生児と二卵性双生児がいます。
二卵性よりも、顔のかたちまでそっくりな一卵性の方が性格が似ていると言われているようです。
性格・嗜好などは遺伝の影響を受けることや、同じ環境で育つことで性格が似ていきます。
また、もう一人の行動を間近で見ていることで、小さい頃は真似をすることが多く、性格や行動が「そっくり」「似ている」と思われています。
しかし、双子でもお兄ちゃんと弟と区別されたり、1人ができるのにもう1人ができないなどで比べられたりすると性格に違いがでてきます。
また、チョッとしたこときっかけで好き嫌いが出てくるので、成長していく上で似っていない部分が増え、それぞれの性格が作り上げられるようです。
双子は性格まで似ると言われているようですが、成長するにつれ似ている部分もありながらそれぞれ違った性格になってくるようです。
うちの双子の男の子は、周りの人から見るとそっくりに見えるようですが、顔の形・性格・声・好きな物などちがいます。
たまに見る人はなかなか見分けがつかないようですが、よく合う人は何となく違いが分かってくるようです。
しかし、写真で見ると見分けがつかない事が・・・
双子の男の子の性格の違いはいつくらいみられるもの?
双子の男の子の性格の違いは成長過程ででてくるようです。
1人はしっかり屋さんで一人は甘え上手な子供、我慢できる子できない子、時には二人の仲の不思議な決まりごとも。
さらに性格の違いが強く出始めるのは、保育園や幼稚園などに通い、他のお友達とかかわり慣れてきたころではないでしょうか。
家庭では2人だけで遊んでいたけれど、違う生活環境や兄弟の中で育ち、様々な性格のお友達と遊んだり触れ合ったりすることが影響を与えるようです。
幼いうちは2人でいることで安心感があり、一緒にいることが多いようですが、成長するにつれ友達や行動範囲の幅が広がり、別々に行動することが増えてきます。
これによって性格の違いがさらに出てくるようです。
双子ではない子供も、たくさん人と触れ合い様々な経験をすることで、好きなことや興味があること、性格や行動が変わってくる事もあるのではないでしょうか。
ただ、双子のように比べる相手が身近にいないだけなのです。
双子の男の子の育児はどれくらい大変?困ったことはある?
双子の男の子の育児に中で、0歳から2歳くらいがとても大変だった気がします。
授乳・おむつ替え・お風呂・寝かしつけ、夫婦で協力してやっていても、1人が終わるころにはもう1人。
昼間は一人で見ている時間が長く、毎日双子がお昼寝している間は自分も寝てしまっていました。
成長することで自分でできることが増え、手もかからなくなってきました。
大きくなってからも、あれしてこれしてと両方から言われ「ウルサイ!」といってしまったことも。
さらに大変なのが外出です。
機嫌がいい時はおとなしくしてくれるけど、機嫌が悪くなると大泣き。
2人一緒に泣かれると買い物などしていられません。
歩く事ができるようになると、それぞれ別の所へ行ってしまうので目が離せない。
成長しても続く困ったこととして、病気になると必ずといっていいほどうつってしまうということ。
これは仕事をしている場合には、長期休むことになってしまうので大変です。
家の中に同じ年の男の子がいると、二人で遊んでくれて楽なのですが、騒がしかったりケンカをしてしまったりということがあります。
双子の男の子を育てているうえで、つらい・しんどいと思ったことはありましたが、楽しいこと嬉しいこともたくさんあります。
子育てでつらい時には、家族に手伝ってもらったり、保育所・支援サンタ―などを利用してみましょう。
保育園や幼稚園に通うようになると、お母さんだけの時間を作る事ができるようになるので、少しは楽になってきます。
さいごに
双子の男の子の性格は似ていると言われることがありますが、全く同じではありません。
成長するうえで違いが出てきます。
さらに新しい環境や人と触れ合うことで、性格に違いが出てくることも。
周りは「双子ってかわいい」と思っているようですが、幼いころは育児は2倍かかるので本当に大変です。
でも、その分嬉しいことや楽しいこともたくさんありますよ。
双子のママ!育児がんばりましょ(*^^)v
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