春は引っ越しのハイシーズンですね。引っ越しにまつわる話はいろいろありますが、今回は賃貸マンションを退去するときのできごとについてです。
賃貸マンションの原状復帰義務ってなんのこと?ドアの破損は直さなきゃいけないの?家財保険を使ったときの体験談です。
賃貸マンションの原状復帰義務とは
引っ越し時のトラブルで最も多いのが「原状回復」だと言われているそうです。原状回復の基本的な考え方として
これは、経年劣化によるものや、通常の住み方・使い方をしていて生じた傷みや汚れを直す費用は貸主の負担ということです。通常使用による損傷等の修繕費用は家賃に含まれると考えられています。
なので!原状復帰といっても借主が借りた当時と同じ状態に戻す必要はないんです。(クロスを新しくしたり、畳を変えたりする必要はないということ。)
これらを念頭に・・・実際にhirotanが住んでいた部屋に当てはめてみたとき・・・居室のドアは直さないとぁとなりました。
賃貸物件の原状復帰 ドアの破損はどうなる?
実は、この時、部屋のドアに穴が開いていたのです。 これは、冷蔵庫の買い替えの際に、古い冷蔵庫を一時的ほかの部屋に保管する際の移動で、ドアにぶつけて穴を開けてしまったものなのですが、これを直さないことにはしょうがないということで考えた末、保険が使えるのではないか?ということになり火災保険(賃貸契約時に加入する家財保険です。)を使うことにしました。
え?それって使えるの?と思うかもしれませんが、使えるんですよ。
借家人賠償責任保険 家財保険を使てみた
家財保険には「大家さんに対する賠償責任(借家人賠償責任保険)」がついています。 これを使って、ドアを直そうと考えたわけです。
担当者が言うには、状況により保険適用可否が決まるとのことでしたが、 事情を説明すると、保険で修理ができるということになりました。
修理見積もりと、状況写真、修理後の領収書を、保険会社に送れば 自己負担額を差し引いて支払いますとのことでした。
三井住友海上に加入していたのですが、専用アプリからスマホで取った写真を送って、業者からの見積もりと領収書を郵送するだけという簡単なものでした。
これにより居室のドアに関しては、無事に原状復帰できたのでした。
保険が使えるということを知らなければ、6万円近いお金を支払わなくては ならなかったので、知っててよかった・・・・と思った瞬間でした。
さいごに
こういったことを「知っている」のろ「知らない」のでは、大きな違いがありますね。特に賃貸物件の退去時には問題が起きやすいというので、自分の過失部分については保険で直すことができる可能性があると知っておくことは大切だと思います。
知らないと、不動産屋や業者の言うがままの支払いをしなくてはならなくなりますよ!
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