実家では、大掃除の時には、神棚も綺麗に清め、新しいお神札(おふだ)に取り替える作業を行います。
今回、教わりながらやってみたので記録しておこうと思います。
その前に・・・
神棚の大掃除でお札はどうする?
お伊勢さまと氏神さま・鎮守さまのお神札(おふだ)をおまつりしましょう
お伊勢さまのお神札
「お伊勢さま」と親しまれております伊勢の神宮は三重県伊勢市に鎮座しています。
その伊勢の神宮には百二十五社のお宮がある中で、天照大御神(あまてらすおおみかみ)をおまつりするのが、皇大神宮(こうたいじんぐう)です。
この天照大御神のお神札が「神宮大麻(じんぐうたいま)」であり、毎年地域の神職や総代さん等を通じて全国のご家庭にお配りしています。
天照大御神は、皇室の祖先神であり、私たち国民の総氏神です。
地域をお守り下さるのが氏神様ですが、総氏神とは広く日本全体をお守り下さるすべての神社の中心の神様です。
神宮大麻は明治天皇の思し召しによって神宮より全国に配布することとなりましたお神札です。
皇室の繁栄、五穀豊穣、国家安寧を祈願しており、全国のご家庭でおまつりいただくべきお神札です。
このお神札とは別に、神宮内にてお受けできるお神札がありますが、こちらは個人の祈願に合わせてお受けいただくお神札となります。
お神札のまつり方
お神札は明るく清らかなところで、目の高さより少し上におまつりしましょう。
お神札が南か東に向くのが一般的ですが、家の間取りによっては、おまつりするのにふさわしい場所であれば良いでしょう。
お神札は神棚にお祭りすることが望ましいですが、神棚のないご家庭ではタンスや書斎を清めて白い紙を敷いておまつりしましょう。
ご家庭におまつりいただくお神札は、国家安寧を祈る神宮大麻と地域をお守りくださる氏神神社、そして個人の祈願に合わせてお参りいただく崇敬神社の三種類のおふだがあります。
神棚には小型のものからさまざまな形のものがあります。
お神札を横に並べておまつりする神棚と重ねておまつりする神棚の場合があり、下図を参照におまつりください。
また、神棚への『お供えの一例』は、お供えいただく場合の一例であり、まずは神棚に向かって手を合わすところから始めましょう。
日々の暮らしに感謝の気持ちを込めて
二拝(深くお辞儀を二回)
二拍手(手を二回たたく)
一拝(深くお辞儀を一回)
の作法にてお参りしましょう。
参考:神宮司庁からいただいたおまつりの仕方について
神棚をきれいに・・・我が家での清め方
1.綺麗に拭き清めます
2.我が家では、お神札は重ねてまつります
3.お供えの準備
4.お正月飾り
しめ縄は、姪っ子が作りました。それを、母が飾り付けしました。
【しめ縄】
神様をまつるのにふさわしい神聖な場所であることを示す意味があります。
しめ縄が神の領域と現世を隔てる結界となり、その中に不浄なものが入らないように
する役目も果たします。
その由来は、天照大神が天の岩戸から出た際に、再び天の岩戸に入らないようしめ縄で戸を塞いだという日本神話にあるとされ、「しめ」には神様の占める場所という意味があるといわれています。
【しめ飾り】
しめ縄に縁起物などの飾りをつけたものをいいます。
代表的なのが、神様の降臨を表す「紙垂」(かみしで/しで)、清廉潔白を表す「裏白」、家系を譲って絶やさず子孫繁栄を願う「譲り葉」、代々栄えるよう願う「橙」などです。
台所の神棚も。
さいごに
父も母も高齢になってきたので、今後は私や妹が実家のことをやっていかなくてはと思うのですが、今までやっていなかったので覚えていかないとと思います。
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