てんかんになってもう何年も経つと、いつまでも下を見ているわけにはいきません。
しっかりと前を向いて、てんかんと向き合っていく必要があるのです。
治療法や最良も病院など、これからあなたが知っておくべき情報をここでは紹介したいと思います。
てんかんの治療ってどのくらいの期間がいるの?
てんかんの治療には、「手術」「てんかんの迷走神経刺激療法(VNS)」「投薬」「食事治療(ケトン食)」などが主に挙げられます。
手術の治療は、てんかんの状態(発信源の場所や症状など)から見て手術になります。
問い合わせた事がありますが、早くて2~3日で退院となるそうですが、個人差があるそうです。
VNSは、私が勧められた治療の1つなのですが、脳の伝達を調整するため、チップみたいなものを胸に埋め込むので簡単な手術となります。
脳をいじるわけではないので、1日くらいで終えるそうです。
しかし、VNSに関してはチップを埋めたから終了というわけではありません。
手術の場合ですと、経過を見るための通院があるでしょう。
VNSの場合は、チップを埋めてから初めて治療を開始していきます。
すぐに結果が出るものでもありませんし、これをしたからと言って薬がゼロになることは難しいそうです。
ですので、定期的に通院しながら電波の強度を調整します。
早くて1年、長くて3年かけて治療を行います。
そして約5年おきにバッテリー交換(チップ)するため、簡単な手術を行います。
食事療法の場合もまた数年かけて行います。
しかし、ケトン食療法などは、方法を誤るととても危険であり、結構大変だという話は聞きます。
てんかんの治療のガイドラインって何?
てんかんのガイドラインというのは、正しいてんかんの知識、最新情報を教えるものです。
参考URL:https://www.neurology-jp.org/guidelinem/tenkan_2018.html
私もそうですが、何か分からない事などがあった時は、このサイトを通じて調べる事がよくあります。
このガイドラインは、てんかん患者はもちろんのこと、身内などが正しい知識をつけるために読まれる事が多いでしょう。
てんかんの治療ができる病院はある?
てんかんの治療が出来る病院は、基本的には「精神科」「神経内科」などがある病院です。
しかし、病院によっては、てんかんの知識がないというところもあり、場合によっては別の病院へ行くように指示が出る事もあるでしょう。
情報提供してくれているサイトがあります。
それが「日本てんかん協会」です。(参考URL: https://www.jea-net.jp/epilepsy/center)
ここに載っている病院、もしくは最寄りの協会へ直接問い合わせをして探すことが良いでしょう。
もしくは、「日本てんかん学会」で探すのも良いでしょう。
(参考URL:http://square.umin.ac.jp/jes/senmon/senmon-list.html)
学会の方であれば、県別に検索できますので、その先生がいる病院へ行く事をおすすめします。
さいごに
すこしでも参考になったでしょうか。
私もてんかんになって15年以上経ちますが、「てんかん」と診断された時に、自分がどんな病気なんだろうと思ってはいたけれど、調べ方や病院の選び方など全く分からず、心療内科へ行ってしまったり内科へ行っていました。
しかし、専門ではない先生に診てもらうと、誤診に繋がる事もあると強く思いました。
私は、セカンドオピニオンでてんかんの疑いがあると診断され、検査入院してんかんだと判明しました。
一番最初に行ったのは内科でした。
数年経ち、かかりつけの病院が出来ていたのに、自分勝手に心療内科へ転院したことがあります。
その時は、自分がてんかんだという事を伝えていましたが、精神安定剤を別にくれました。
私は、現在ではてんかんの専門医に診てもらっています。
難治のため、治ってはいませんが、確実に発作回数は減りました。
正しい知識と正しい判断をしっかりすれば、あなたも改善はするのではないでしょうか。
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