このお話は、hirotanに実際に起こった事の体験談です。救急の日(9月9日)にちなんで・・・
突然の痛み・・・我慢も限界。その時、救急車を呼ぶか迷ったら、あなたはどうしますか?
救急車を呼ぶか迷った時は・・・
私は昨年の7月に男の子を帝王切開で出産しています。産後高血圧が1ケ月ほど続き、実家で養生していました。お宮参りも控えた8月の終わりに、自宅に戻りました。産後高血圧も落ち着き、帝王切開の傷口の痛みもだいぶやわらいできたころ、それは起こりました。
朝、いつものように起きて、主人のお弁当を作ったり洗濯をしたりと家事をしていたのですが、なんだか腰が痛いんです。「なんか腰を痛めるようなことしたかなぁ・・・。」そのときは、それくらいしか思っていませんでした。主人にも「腰が痛いんだけど・・・。」と言うと「湿布貼っとく?」くらいな感覚で、貼ってもらいました。
ところが・・・、痛みは徐々に酷くなってきます。たかが腰の痛みで?と思うかもしれませんが、その痛みは尋常ではありませんでした。Lineで主人に「腰が痛くてヤバイ」「大丈夫か?」とやり取りをしながら気を紛らわしていたのですが、痛みは増すばかり。これはおかしいぞと思い、ネットで腰の痛みについて調べたりしていました。
そんな矢先、またもや激痛が!今度は立ち上がることも出来ません。異変を察知した子ども(生後1か月半)は、泣き始めました。でも、抱き上げることすらできず、私は床に這いつくばっていました。「どうしよう、救急車呼ぶべき?でも、こんなんで呼んで平気なの?」痛みに耐えながら、救急車を呼ぶか迷っていました。
救急相談センターとは?
痛みで脂汗を流しながら「そうだ、救急車を呼ぶか迷ったら電話するところがあった・・・。」と思い出し、スマホの電話帳に登録しておいた番号を探して電話をかけました。以前、仕事の時に聞いて登録していたものです。
電話に出た女性に、痛みで途切れ途切れになる言葉で状況を伝えました。後ろでは子供が大泣きしていて、さぞかし聞きづらかったと思います。電話の女性は「救急車をすぐに呼びましょう!このまま繋ぎますから、ちょっと待っててください!」と救急につないでくれました。住所や名前、連絡先を伝え救急車が我が家に到着したのはどれくらい経ってからだったか・・・。
救急隊員は女性1人、男性2人の3人でした。受け入れてくれる病院を探したり、症状の確認をしたりしている間にも、私の状態は悪化し、痛みで吐くところまでになってしまいました。その時の問題は、子供です。みてくれる人が誰もいないんです。その時、たまたまなのですが、電話があり、実家の母が、実家に泊まっていた甥っ子を送るため、電車で移動していて、送ったらすぐに病院に来てくれることになりました。
家に入るための通路に車を停めているため担架が入れず、簡易的な担架で運んでもらいました。子どもは女性隊員の方が抱っこして連れて行ってくれることになりました。
救急車を呼ぶか迷う時は・・・救急相談センターを利用しましょう。
近年、救急車の出動件数・搬送人数はともに増えていて、救急隊の現場到着時間も遅くなっているそうです。救急車を呼ぶか判断に迷った時は、「#7119」で救急相談窓口があります。小児の場合は「#8000」です。また、住んでいる市町村で救急相談窓口があります。
救急車に乗る時に必要なもの
救急隊員の方の指示に従って、救急車に乗る時に必要なものをそろえました。といっても、隊員方が揃えてくれたのですが・・・(;^_^A
お財布や保険証はいつも一緒にバッグに入れてあるので、あとは子どものおむつの替えやミルクなどをバッグに詰めてもらい、サンダルを持ってもらい、家の戸締りもしてもらって、救急車に乗り込みました。
やっと到着した病院の救急入り口には、今着いたという母がいました。女性隊員の方から子どもを受け取り、私は痛みで会話することも出来ず、肝心のバッグは私と一緒に救急処置室へ・・・。
処置室では痛み止めの点滴やら検査やら・・・結果、私の症状は「尿管結石」というものでした。先生の説明によると、石が動いたため痛みが出たとのこと。とりあえず、出来ることは無いから点滴で痛みが引くのを待ってということでした。
どれくらい時間が経ったのか・・・吐き気も痛みも治まり、点滴も終わって、帰宅してよいとの指示が出ました。救急治療室を出ると、母と子どもが待っていてくれました。結局、おむつやミルクが入ったバッグは渡すことが出来ず、慌てた母は私の主人に連絡を取り、仕事中だった主人は仕事中に一度自宅に戻り、おむつやミルクなどを病院に届けてから会社に戻り、早退してきてくれました。
痛みが引いた私は、会計窓口で支払いをしていると、そこへ慌ててやってきた主人に出食わし、主人は私を見てコケました(;^_^A 「このまま入院したらどうしよう・・・。」とか心配してきてみれば、ケロッとして会計してやがって!ということだったみたい。
救急センターで紹介状をもらい、翌日には専門医を訪ね、その1週間後に石は外に出ました。周りにものすごく心配をかけてしまって心苦しい出来事でした。
救急車に乗る時に必要なもの
- 診察券や保険証
- お金
- 靴(担架で運ばれてしまうと、靴がないまま!)
- 普段飲んでいる薬
まとめ
自分が救急車に乗ることになるなんて、思ってもいなかったので・・・、これくらいで呼ぶのはどうなの?と思って、救急相談センターを利用しましたが、相談員の方が救急と判断して救急車を呼んでくださったことにホントに感謝です。
後日・・・この救急車事件がご近所での噂で「hirotanさんは血だらけで救急車で運ばれた!」ってことになってたみたいですΣ(゚д゚lll)ガーン
なにがどうやったら血だらけなのか?噂って怖い!(笑)
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