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直木賞と芥川賞の違いは何?これまでの受賞作品からみる違い 結局どちらが凄いの?!

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この時期になると直樹賞のことを取り上げるニュースも増えてきますが、皆さんは直木賞が何であるのかご存知ですか?

もしかしたら直木賞と芥川賞がゴチャゴチャになっている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は直木賞と芥川賞についてまとめてみました。

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直木賞・芥川賞の違いとは?これを知れば文学通?!

直木賞と芥川賞については毎回テレビやネットで大きく取り上げられるので受賞者は誰なのか?ぐらいは多くの人が知っています。

しかし直木賞と芥川賞は一体何であるのか意外に知られていません。

そこで先ず初めに直木賞と芥川賞について解説していきたいと思います。

直木賞・芥川賞って?

皆さん当然のように「直木賞」「芥川賞」と呼んでいますが実はこの呼び方は通称です。

直木賞は「直木三十五賞(なおきさんじゅうごしょう)」、芥川賞は「芥川龍之介賞(あくたがわりゅうのすけしょう)」が正式名称です。

きっと長い年月の間で省略されてきたんでしょうね。

またテレビのニュースでも「直木賞」「芥川賞」と表現されることがほとんどです。

もしかすると影響力のあるテレビで「直木賞」「芥川賞」と表現するとそれが正式名称だと思ってしまう人もいるのではないでしょうか。

実は私もそう思ってました(笑)

直木賞・芥川賞のはじまりは?

1935年に文藝春秋社社長の菊池寛が作家である直木三十五と芥川龍之介の実績を称え、彼らの名前をつけた文学賞を作りました。一説には菊池寛が日本にも権威ある文学賞を作りたいという思いがあったそうです。

対象作品は?

直木賞は基本的に無名・新人及び中堅作家による大衆小説作品(たとえるならエンタメ系)ですが、現在では作家のキャリアはあまり関係なくなってきています。

一方芥川賞は新人作家による純文学作品です。

選考時期

直木賞と芥川賞の選考は年2回あり、どちらも7月(上半期)と1月(下半期)に行われます。また選考会の場所も同じで、毎年「新喜楽」という料亭で行われ、受賞者の記者会見と授賞式の場所は帝国ホテルです。

受賞したらもらえるもの

気になるのは直木賞と芥川賞の受賞者の賞金ですが、受賞者には懐中時計と100万円が贈られていることが昔から決まっています。また直木賞は『オール讀物』、芥川賞は『文藝春秋』に掲載されます。

懐中時計に関して言えば、直木賞と芥川賞が創設された当時は非常に高価な物です。また懐中時計は換金しやすいことから貧しい無名の作家にとっては資金源にもなったと考えられます。

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直木賞・芥川賞の文学のジャンルが良く分からない?!今までの受賞作品

直木賞の対象作品である大衆小説は娯楽性、芥川賞の対象作品である純文学は芸術性に重点をおく作品です。

しかし文学の知識が浅い人にはその差がよく分からないですよね。

そこで過去の受賞作品を紹介するので大衆小説と純文学といったジャンルを知る参考にしてくださいね。

【直木賞受賞作品】

池井戸潤さん『下町ロケット』(第145回)

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下町ロケット (小学館文庫) [ 池井戸 潤 ]
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真藤順丈さん『宝島』(第160回)

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宝島 [ 真藤 順丈 ]
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【芥川賞受賞作品】

羽田圭介さん『スクラップ・アンド・ビルド』(第153回)

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スクラップ・アンド・ビルド [ 羽田 圭介 ]
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又吉直樹さん『火花』(第153回)

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上田岳弘さん『ニムロッド』(第160回)

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ニムロッド [ 上田 岳弘 ]
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町屋良平さん『1R1分34秒』(第160回)

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1R1分34秒 [ 町屋 良平 ]
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歴史のある文学賞なのでこれまでにたくさんの作品が受賞されてきました。その中でも第160回は記憶に新しく、又吉直樹さんの『火花』と池井戸潤さん『下町ロケット』は映像化されたので認知度が高いのではないでしょうか。

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直木賞と芥川賞どちらが凄いの?

直木賞と芥川賞が非常に名誉ある賞であることはわかりました。ただここでふと思い浮かぶのは、直木賞と芥川賞のどちらが名誉ある賞であるのかという疑問です。

どちらの賞が凄いかどうかなど、野暮な話かもしれませんが気になりますよね(笑)

そこで世間の反応を覗いてみました。

するとやはり大半の人が「比較できない」という結論に達しています。そのほとんどの理由が、選ばれる文学作品のジャンルが異なるからだそうです。確かに違う者同士を比べるなんてできませんよね。

ただ1ついえるのが直木賞や芥川賞は日本では非常に名誉ある文学賞なので、受賞した作家は瞬く間に注目度があがります。

直木賞と芥川賞、どちらも受賞できるのか?

もし直木賞と芥川賞の両方を受賞できれば物凄いことですよね。しかしどちらか一方を受賞すると、次回からは候補作品から外れてしまうそうです。

とはいえ直木賞は無名・新人及び中堅作家による大衆小説作品、芥川賞は新人作家による純文学作品が受賞の対象です。となるとジャンルが違う作品がダブルで候補になることもないようにも思えますよね。

ところが過去に直木賞と芥川賞の2つ同時に候補として選ばれた作品(『襤褸』/木野工・『水の壁』/北川荘平)もあります。しかしこの2作品は残念ながらどちらの賞にも選ばれていません。

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さいごに

直木賞と芥川賞についてまとめてみましたがいかがでしたか?

意外に知らないことだらけだったという人もいらっしゃったことでしょう。

もし今度本屋さんに行かれた際は直木賞作家と芥川賞作家の本を手に取ってみてくださいね。

余談ですが、私は池井戸潤さんのファンなので「ノーサイド・ゲーム 」は購入しました(^^♪

ドラマ化されていて見ている方も多いと思いますし、今年はラグビーワールドカップ2019開催でもありますので、さらに注目も高まるでしょう。

この機会にぜひ本を手に取って読んでみてくださいね。

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