今の日本は少子高齢化と男性の育児参加の無さを問題視されています。そんな世の中を改善すべく、自民党の和田義明衆議院議員が自民党内で「男性の育休『義務化』を目指す議員連盟(仮称)」を発足しました。
子育て真っ最中の主婦にとっては何とも心強い言葉ですが、そもそも「男性の育児」とは何なのでしょうか。そこで今回は男性が育児に参加する必要性というものに対して考えていきたいと思います。
男性の育児の必要性とは?まだまだ足りない男性の育児!これを知れば自然と積極的になれるかも?!
近ごろ「ワンオペ育児」という言葉をテレビのニュースなどでも聞くようになりました。元は「ワンオペレーション(飲食店などの仕事を「1人で回す」の意味)から来ているようで、現在では女性が1人で家事も育児もすることをさしています。
「ワンオペ育児」の背景は、日本の文化も大きく関わっています。今の日本には男性が育児に参加する文化が未だ定着していません。そのため「男性の育児」の必要性が分からない人が沢山いるのです。そこでまず初めに「男性の育児」の必要性について考えていきましょう。
- シンプルに人手があって助かる
育児は意外にやることが沢山あります。女性1人だと限界があり、子どもが小さいうちは自分の時間もほとんど取れません。そんな時1人でも多く育児に参加する人がいれば、女性の負担が格段に減ります。
- 精神的に助かる
育児は大変です。とは言うものの引っ越し作業程の重労働ではなく、複雑な計算を求められるわけでもありません。しかし大切な我が子を育てるということは、目に見えない緊張感があります。
そんな時、少しでも男性(父親)が育児に参加してくれたらどんなに精神的に支えになるでしょう。実際に私も育児を経験していますが、例え即戦力にはならずとも(笑)夫の手助けはとても心の支えになります。
- 父親にしか出来ないこともある
奥さん1人でも難なく楽しそうに育児をこなしているならば男手は必要ないようにも思えます。しかし子供は母親には安らぎを、父親には刺激を求めています。つまり子供は父親と母親とでは求めているものが違うので、母親だけと接しているのでは物足りなくなることもあります。
- 父親の存在が子供の成長には良い
ある研究結果によると、父親と接して育った子供の方が言語の発達が良かったそうです。もちろんこれは個人差があるでしょう。
しかしどれだけ多くの人と会話したかによって、言葉の発達も変わってくるのは確かです。そのため父親が育児に参加をして子供に沢山話しかけることは、子供の成長のためにも必要不可欠なことです。
どうしたら男性ももっと育児に積極的に参加するようになるのか?
男性の育児参加は妻である女性に対してだけではなく、子供にとってもとても大切なことであるということがわかりましたね。となると今すぐにでも男性にはもっと育児に参加して欲しいですよね。それではどのようにしたら男性ももっと育児に参加するようになるのでしょうか。
- 分かりやすく支持を出す
これまで女性に育児を任せっきりにしてきた男性は育児参加に対して苦手意識があり、何をしたら良いかも分かりません。そういった育児初心者の男性には、指示を明確にしてあげるのがベストです。
ただ育児に不慣れな男性には沢山の指示は入りません。そのため出来るだけ簡単な指示をするだけに留めるように心がけてくださいね。
- 周りの人の理解
特に理由がない限り女性に変わって男性が率先して育児をすると、周りからは「何で?」と思われることがあります。おそらく育児は女性がするものという考えが根強いためでしょう。
しかしそういった偏見は男性が育児に参加する障害になります。もし周りに育児をしている男性がいても温かいめで見守ってあげましょう。
- 男性の育児休暇の見直し
男性の育児休暇の取得は現在のところあまり成されていません。そのため子供が産まれても、男性にとっては育児をする暇がないというのが現状です。これからは会社にもきちんと男性の育児休暇について考えて欲しいなと切に思います。
さいごに
男性が育児に参加する必要性について解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
色々と考えさせられた部分もあったことでしょう。
我が家のご近所では、育児休暇を取得されているご主人がいらっしゃいますが、ご夫婦二人で育休を取得し子育てを楽しんでいるようです。
環境に恵まれている男性と、そうでない男性もいると思います。男性の育児休暇取得は難しい問題ですね・・・。
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