亡くなる時に夢に出てくる?・・・祖母の話 

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祖母は、私が高校生の時に亡くなりました。

父方の祖母です。 祖母は、ちゃきちゃきした人で息子(私の父)や孫(私と妹)を とてもかわいがる人でした。 なので、母はとても大変だったと思います。 子どものころはそんなことを考えたことも無く、自分が結婚して 舅や姑と暮らしたとき、その大変さを初めて知りました。

その祖母ですが、仕事中のけががもとで、寝たきりの生活になってしまいます。

それまで元気に働いていたのに。 当時、祖母は路線バスの切符を売る仕事をしていました。 バスで切符?と思うかもしれませんが、路線バスのロータリーで 笛を吹きながらバスの誘導をしたり、お客さんに切符や回数券を売るといった 仕事です。私が小さいころ、祖母は家でよく仕事の準備のため 大きな黒いバッグに、お釣り用の小銭を数えて入れていたのを 覚えています。時々、数えるお手伝いをして、お小遣いをもらったり なんてこともありました。

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そんな祖母が、仕事中に転倒し大腿骨を骨折。

入院で体力が落ちたところへ、ガンが発覚。 ガンは瞬く間に全身へ転移しました。 入退院を繰り返す中、祖母はどんどん衰弱していきました。 もう病院でできることはないとなったとき、家で介護することになりました。 そのころ、また祖父母と同居することになったのです。 母は、家での介護、仕事と本当に大変だったと思います。 祖父も懸命に介護していました。

ある日の明け方、祖母が夢に出てきました。

なんだかニコニコ笑って手を振っている・・・そんな夢でした。 私はそのまま学校へ行きました。 2時間目の授業中、先生に廊下にでるよう指示されました。 なんだか嫌な感じです。 廊下で先生に告げられたのは「祖母が亡くなったから、すぐに病院に向かうように」 との父からの伝言でした。 私はすぐに荷物をまとめ、学校を飛び出し病院へ向かって走りました。 病院まで走って10分。 病院について案内されたのは、霊安室でした。

祖母は、私が家を出た後に亡くなったようです。

その後、お通夜、お葬式を祖父母の家で行いました。 今と違って式場などはなく、家での葬儀です。 ご近所さんが葬儀を手伝ってくれるのです。 私にとっての初めてのお葬式は、祖母のお葬式でした。 人の死を初めて間近で見たのもこの時でした。 火葬場での待ち時間、従妹たちと話していると、不思議なことがわかりました。 父の兄弟は三人です。長男の父、父の妹二人。 それぞれに子供が二人いるので、従妹は六人です。 従妹全員、祖母が亡くなる前に、祖母の夢を見た・・・・と。

祖母は、孫たちに最後のお別れに来てくれたのだと、今でも思っています。

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