記憶違いのエピソード

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私には3歳違いの妹がいます。

私が小学校1年生のとき、今の実家がある場所へ引っ越して来ました。 それまでは、祖父母と同居していたのです。 祖母の実家のある土地を、安く譲ってもらったとかで、そこに新居を 構えることになったそうです。 その家は、大工さん一人で建てたと聞いています。その大工さんは母の兄。 建築中、ちょこちょこ現場で遊んだ記憶があります。 破材を集めては、金づちや釘を借りて、何かを作ってみたりなんてことを していたような・・・・ その家に引っ越して、どれくらいたった時だったか。

初めて子供部屋を与えられた、私も妹もうきうきした毎日を過ごしていました。

ある時、部屋に二段ベッドがやってきました。 どういった経緯で、やってきたかは忘れてしまいましたが、どこかからかもらってきた ものだと聞いた記憶があります。 ベッドというものを使うのは初めてだった私も妹も大喜びです 私が上に、妹は下に寝ることになりました。 子どもにとって、二段ベッドは小さなお城のようなもの。 ベッドの上で遊ぶこともしばしば。 そんな日が何か月か過ぎたころ・・・。 時は秋から冬だったと記憶しているのですが、 妹が体調を崩し始めました。 当時のことは、おぼろげにしか覚えていないのですが・・・・ 母は妹を連れて、しょっちゅう病院へ通っていました。 片道2時間以上かけ、新宿の女子医大病院の専門医にかかっていました。 子どもだった私は、妹の詳しい病状を聞いていたわけではなく ただなんとなく、具合が悪いということしかわかっていませんでした。

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物心ついたころに聞いたのが、

「小児リュウマチ」だったということです。 妹が、小児リュウマチで通院しているころ、祖母が不思議な夢を見ていました。 祖母が話してくれた内容は、夢に男の人が出てきて「俺の上から降りろ!」と 祖母を怒るのだそうです。「降りろ」とは一体何を意味するのか・・・ 毎晩のように夢に見るこの男性は誰で、何を言おうとしているのか・・・ ある時、祖母は占い師だか、祈祷師の先生を頼ったそうです。 すると、ウチにある二段ベッドが原因だというじゃないですか。 二段ベッドの下で寝ていた妹に、「降りろ」と言っているというのです。 それを聞いた、父も母も慌てて二段ベッドを外へ運び出し、お祓いして 燃やしました。 二段ベッドを燃やした時の炎が記憶に残っています。 しばらくすると、妹の病気は良くなりました。 この話を、数年前に母と妹としたところ、3人とも覚えている部分が違うんですね。 妹は、そもそも自分が小さかったので、あまり覚えていないし、 母は、祖母の夢の話と、妹の病気は関係ないと・・・・ 祖母の夢と、妹の病気を関連付けていたのは、私だけのようです。 本当は、まったく関係のない出来事だったのかもしれません。

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